保育園情報BOX

保育園に入れる条件は? 保育園の料金はどれくらい? もし保育園に入れなかったらどうする? 保育園情報BOXでは保育園を利用するにあたって知っておきたい基本知識を紹介しています.


保育園を選ぶ際には



保育園は子どもにとって「マイホーム」


保育園と幼稚園の違いでも述べた通り,保育園は子どもにとって大切な「生活の場」です.よって,保育園選びには慎重になるべきです.仕事の都合上どこでもいいからとにかく保育所に入れたいという気持ちも分かりますが,親にとっては「とりあえず子どもを預けておける施設」でも,子どもにとっては「もうひとつの家」です.皆さんもマイホームを購入される際は「どこでもいいからとりあえず買う」ということはしないはずです.子どもにとって,もうひとつの家である保育園選びは実はとても大切なことなのです.



自分の目で確かめるのが一番


ホームページを調べたり役所で聞くことで保育園の情報はある程度収集できます.しかし,そこから得られる情報は「ありきたりな」ものだけです.ホームページには「良さそうなところ,きれいなところ」しか載せませんし,役所はその立場上「基本的には保育園はどこも平等のサービスを・・・」といった回答しかできません.実際に子どもを通わせている親の話を聞くのも参考になりますが,かなり主観が入りますので話半分,参考程度に留めておくべきです.


保育園を選ぶ際にはやはり,自分の足で一度見学に行って,自分の目で確かめるのが一番です.どこの保育園でも見学は随時受け入れてくれます.(逆に見学を受け入れてくれないとなると,その保育園に対して「ん?おかしいぞ」と思うべきです)


実際に保育園を見学して,どこをチェックすべきかは,厚生労働省作成の「よい保育施設の選び方 十か条」が参考になります.在園している子どもたちの表情,保育士の関わり方,衛生状態,安全面などチェックしておきたい項目は多数あります.もちろん全部が完璧!という園は少ないでしょうが,何か疑問があったら園長先生などに聞いてみることです.ほとんどの場合,丁寧に答えてくれると思います.


また,保育園によっては園庭開放等のイベントが実施されることも多いのでそこに参加してみるのも良いでしょう.



公立か私立か


保育園には公立と私立がありますが,保育料は同じです.では公立と私立では何が違うのでしょう.


公立の良さはまず,施設・サービス面の充実です.公立の施設であるため,安全面の基準を始め保育士の人員配置や衛生管理など様々な点が法令に基づき「きちんと」しています.
その一方,園によっては老朽化が進んでいたり,公務員ゆえに保育士の異動が多く,せっかく馴染んだ先生が違う園に行ってしまうということも起こります.


私立の良いところはその独自性にあります.公立と違い,民間ゆえの自由な保育が可能です(もちろん法令に従っている必要はあります).また,職員の異動が少ないので慣れた環境,慣れた先生達と卒園まで過ごせます.
その一方私立は仏教やキリスト教系の園が多く,その点で人によっては敬遠されることもあります.また突如運営母体が倒産し保育園がなくなるということもあり得なくはありません.あるいはずっと昔からある一族経営的な園だと,どこかで手を抜いた保育を行っているかもしれません(逆に伝統を守りしっかりしている園も多いでしょう).


結論的には公立・私立にはあまりこだわる必要はないと考えます.なにより子どもに合った園を選ぶのが一番です.


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